23 十言神呪 休(ミィ)字神呪

十言神呪

23 十言神呪 休(ミィ)字神呪

Isiguro
Isiguro
今回は、休(ミィ)字神呪です。

主宰神は天御中主命。

天御中主命の裏の神呪ですが、天照大御神の象徴である太陽が現れれば、その上津彼方の星々は見えなくなります。
けれども星が見えなくなったわけではなく、微かではあるけれども地球上に御稜威をかかふらせています
天御中主命の御力は、我々太陽神界の中の地球神界に生きるものにとっては、極々わずかであって、その代わり天照大御神がその全権において我々に御稜威を授けてくださっておられる。
Isiguro
Isiguro
休(ミィ)字神呪 神歌

見はるかす 朝日あまねき 碧御空 星影のはや 見えずなりけり

主宰神は、天御中主命です。

人間が地球上から、昼間見る世界は却って小さく、
夜見る世界は遥かに大きい。

夜空を天体望遠鏡で観測すれば、
銀河系も星雲も見えるが、
太陽が昇れば、一番近い金星すら姿を消してしまう。

夜空をちりばめていた巨億の星々が消滅したのではない。

太陽という強烈な光が輝くと、
遠い星の光は消されたのである。

それと同じく、我々は地球上で生きる限り、
太陽神界の天照大御神を観ずる事ができても、
より高次元宇宙の天照大御神を観ずる事はできない。

高級神界の神の光は、現に今、人を照らしていでも、
近くのローソクや電灯とか物質的光に幻惑されれば、
神秘の神光を見ることはできない。

我々は精神統一または鎮魂帰神して、
人間智を超越し、惟神(かんながら)神智によってのみ
実相世界に超入できるのである。
Isiguro
Isiguro
ミィ字観法は、神ここに生きたまうなり、
と思いながらいきることです。


神様と人間との一体感です。
日々の日常において同行二人を貫くのです。

霊行として最高の極致になります。
そこには人間の御霊は神霊になり、
肉体は消え失せ、宇宙ち一体となっています。

これが飛躍(ビックバン)と思われます。
星影のはや見えずなりけりです。
間違ってはいけませんが、そのつもりであっても、
決して神と人間が一緒にいるわけではない。

人間の霊体が浄まらない限り、
決して神様と人間が一体になることはないのです。

ミィ字観法により、
徹底的にエネルギーのポテンシャルを上げて初めて、
神様との同行二人ということが叶うようになるからです。

しかし、己の心の中に神の愛として、
神とともに生きるという心を持つことは、
ア字の人格を持つ上においては重要なことです。

霊体のポテンシャルを上げ、
次第に次第に浄まるところに、
奇すしいミィ字を行うことによって、
上からと下からとで、
両方から御霊が浄まっていくのです。

真に浄まった状態において、
霊体が神格を得たときに初めてここに ス(統)に届くのです。
今一つのキーワードを 応身 とします。、

ホ字からマ字に至ることが難しいといいましたが、
さらに難しいのはマ字からス字に至ることです。
その意味において、カ字はマ字とミィ字を加えて、
ス字に至る道が正しい道であると言って過言ではありません。

マ字からス字に至るにはその究極として真澄信仰、
即ち(祭の道)を成就しなければなりません。

以上です。体(ミィ)字の神呪のお話をしました。
Isiguro
Isiguro
十言神呪の十個の神呪のお話をいたしました。
人間が神の道に行く、正しい詔をいかに賜るかを説いてきました。


十言神呪の第三の組立ての中で、それぞれの神呪の役割、
意味を理解してもらえたのではないかと思います。

十個の神呪には十個の観法があります。
その観法もできる限りお話したいのですが、
多くを引用することは困難です。

ぜひ、「光る国神霊物語」を手元に準備し、ご一読ください。
観法の詳細はこちらの書籍しか載っていません。
また、十言神呪については、「十言神呪」、「法絲帖 地の巻」を手元に準備して、ご一読ください。

次回は、真澄信仰についてお話したいと思います。
よろしくお願いします。
管理人wataame
管理人wataame
十個の神呪についてのお話ありがとうございました。
個々の神呪は、神歌の要約を言霊として表現したもののように感じました。
「光る国神霊物語」、「十言神呪」、「法絲帖 地の巻」
を読んでみたいと思いました。
次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
管理人の補足
管理人の補足

今回のお話は、十言神呪のp88-91を参照にしています。

こちらのサイトは、石黒豊信先生が発行している三統義会 真澄哲学に関する書籍を忘備録的に書き綴っています。

十言神呪は、著者は石黒豊信 発行所はミヤオビパブリッシング 発売元は(株)宮帯出版社です。宮帯出版のWebサイトをはじめ、物販の取り扱いをしているWebサイトで入手可能です。

多くの方がこの真澄哲学に興味を持って実践し、人生の幸せを見つけることを祈念しています。

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