24 真澄信仰
Isiguro
今回は、真澄信仰についてお話します。
これまで、真澄という言葉が何度も出てきています。
また真澄洞の神様も出てきています。
ここで改めて真澄信仰を取り上げて、
その意義をお話します。
管理人wataame
最初のころにKadota先生から
真澄洞の霊祭道についてのお話がありました。
けれども、神様といった表現はありましたが、
十言神呪のお話のように、
神様のお名前や役割のお話はなかったように思います。
よろしくお願いします。
Isiguro
ではまず、「信仰」についてお話します。
信仰と聞いて、思い浮かぶのが御利益信仰という言葉があります。
神仏の前でお賽銭をいれ、いろいろなお願い事をします。
その対象の神様が真澄大神の天照大御神と大国主命である
という意味にはとらないでください。
Isiguro
人間は、霊体と肉体を持っています。
肉体は先祖から受け継いだもので、
血筋を受け継ぎ、
この世に生まれ今日の生活を営みなす。
肉体の中には前世以来の霊体が生き、
この中に業因縁が残されています。
そのため、神様と「祭り合い」の祭祀を執行し、
鎮魂のよう「霊行」をし、人の道を尽くしていきる、
人間の完成を目指さねばなりません。
その対象とする神様は、現世を支配される真澄大神の天照大御神です。
信仰は、真澄大神につながる神々を対象としても、
究極的には真澄大神でなければならないのです。
また、ご先祖の御霊を慰霊するには大国主命を信仰しなければなりません。
この天照大御神と大国主命を信仰することを真澄信仰と申します。
管理人wataame
では、真澄大神は十言神呪の神呪で登場された
五柱の神様のことなのでしょうか
Isiguro
そうです。真澄神とは十言神呪の組立てにある五柱の神様のことですが、
実はその他にも多くの真澄神が存在しておられます。
天津神では、鹿島神宮、香取神宮、宗像大社などの御祭神です。
国津神では、熊野大権現、三島大社の御祭神です。
管理人wataame
様々な神様がいるなかで、天照大御神と大国主命を信仰することが
真澄信仰になるのですか
Isiguro
天照大御神と大国主命の役割についてお話しますね。
人間霊界に生きる肉体人間の生みの親は大国主命です。
大国主命は地球霊界の支配者です。
また、その下には多くの神々がおいでになります。
その大国主命が信仰される神様は、
太陽系の支配者である天照大御神です。
余談ですが、Kadota先生は、
それぞれの星には、
その星の支配者である大国主命が
おいでになられるといっています。
このように
肉体の司神(つかさがみ)である大国主命と、
人間の深奥に鎮まるフタ(直霊)の司神である天照大御神を
信仰することが真の信仰となります。
この二柱の大神様をお祭りすることが、
人間が現世に生まれるに際しての神様の約束であり、
祭祀になるのです。
●地球霊界での修行を終えた人間は幽界冥界に帰り、
いつの日か神にまで登らねばなりません。
脱皮に脱皮を繰り返し、
神界の住人とならなければなりません。
これが真の信仰であり、真澄信仰です。
Isiguro
次回は、
「最高道徳」である第四の組立てについてお話いたします。
よろしくお願いします。
管理人wataame
真澄信仰で、天照大御神と大国主命をお祭りする理由がわかりました。
ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
管理人の補足
今回のお話は、十言神呪のp100-106を参照にしています。
こちらのサイトは、石黒豊信先生が発行している三統義会 真澄哲学に関する書籍を忘備録的に書き綴っています。
十言神呪は、著者は石黒豊信 発行所はミヤオビパブリッシング 発売元は(株)宮帯出版社です。宮帯出版のWebサイトをはじめ、物販の取り扱いをしているWebサイトで入手可能です。
多くの方がこの真澄哲学に興味を持って実践し、人生の幸せを見つけることを祈念しています。